石川小学校給食室改修
CONCEPT
給食室のドライシステム化対応と共に、児童数増加により狭隘化した調理スペースの作業環境改善を図る目的で給食室改修設計を実施した。今回の給食室は校舎棟地下部分に組み込まれた形式となっており、レイアウト検討に際し既存構造材を考慮する必要があった。よって計画段階で目視可能な範囲の現地実測を綿密に行い、実際に即した既存図作成を行うと共に、児童や学校側にとって安全安心で使い易いプランニングを目指し、既存構造材位置を考慮しつつ計画することに労力を配した。配膳ホールは児童が食育と触れる機会を増やす場所となる為、掲示コーナーを設け食育向上の図れる空間となる計画とし、配膳時の混雑緩和対策として、配膳ホールへの出入口を2か所に分けて計画し、明確な一方通行動線となるように配慮した。
竣工年 | 2022年 |
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構造・階数 | RC造4階建ての内、地下1階部分 |
計画地 | 横浜市 南区 |