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実績紹介

教育施設

CONCEPT

地域住民の寄付で建てられた講堂を解体し、増築校舎を建設する計画を行った。この講堂はかつて戦後の二部制時代に二部の児童の待機場所として使われていた歴史がある。校舎棟は2階建て一部3階建てとし近隣への視線や圧迫感の配慮を行うとともに、1階には地域の利用も可能とした多目的室を配置した。多目的室には横浜市の水源地である道志村の間伐材の杉板を活用した木質化と共に、壁見切り材に地域の寄付にて建てられた講堂の敷居材を流用した。さらに講堂の模型の展示スペースを設え模型を展示することで、学校の歴史を継承する校舎とした。
竣工年 2007年
構造・階数 RC造3階
計画地 横浜市 港北区